防水工事

昨日、完了した屋上防水改修工事ですが、
竣工時・過去2回の改修工事方法を紹介したいと思います。
※過去の工事は他社さんで行われた工事です。
竣工時

長手方向にシート防水が施されていましたが、勾配が全くとれていなかった為、
大きな水溜まりがずっとあったそうです。
改修工事1回目

勾配・下地の調整は行わずに、上からウレタン防水を施したようです。
床の状況が施工前と変更無い為、大きな水溜まりがずっとあったそうです。
解体時に分かったことですが、ウレタンの硬化不良個所も多数ありました。
改修工事2回目

勾配をとって雨水が流れるように、ベースコンクリートとスタイロフォームで
下地を造ったようです。
GLボンドで接着→ジョイント未処理→モルタルの薄塗り→ウレタン防水
の流れで施工されていましたが、こういった工事をされた現場ははじめて見ました。
今回の改修工事

ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法
床レベルの調整がいちばん苦戦しましたが、勾配もとれているので、
問題は無いと思います。



